2020/06/29
VWニュービートルご入庫
VWニュービートルご入庫です。
マニュアルのターボというかなりレアなグレードのおクルマです。
中古車でご購入後、初めての12ヶ月点検でご利用下さいました。
オーナーさまはマニュアル車を乗りたいとのご希望で探しだし、ようやく手に入れられたおクルマとの事。
リヤスポイラーが3分割に破損された状況でのご入庫。
新品部品だとかなり高価でしたので、破損した部品をつなぎ合わせる形で修理を行います。
完成状態
もう少し何とか出来たかのではと、やや不満な仕上がりではありますが、如何せん破損状態が酷かったので、何とか形にするのが限界でした。
オーナーさまにはお安くご提供させて頂いたので、大変お喜び頂きました。
これに加えて、パワーウィンドウの昇降作動不良、走行中の後部からの異音、ハンドルセンター位置の修正、グローブボックスの取っ手の破損、エアコンクリーンフィルター、バッテリー交換などを承りました。
特にグローブボックスの取っ手の破損は、このニュービートルの持病と言いますか、ネットでも沢山の事例が見られる破損個所です。
ニュービートルが生産された頃の欧州では環境問題が取りざたされ、環境への影響を極力抑えた部品や溶剤が使用された結果、特に内装の構成部品の耐久性能が非常に低くなり、経年劣化が激しく、破損する原因となりました。
グローブボックスは新品部品価格が異常に上昇でしており、スポイラー並みに高額でしたので、こちらも無理矢理ではありますが、何とか修理で対応をします。
パワーウィンドウの昇降に関しては、ガラスの前後にあるランチャンネルと呼ばれる樹脂パーツが経年劣化で硬化している事が原因でしたが、交換にはドアの内張り部品を取り外す必要があります。
ドア内張も既に何カ所か破損し、ひび割れが見られるので、とりあえずの応急処置でシリコン塗布を行います。
バッテリーが規定よりも小さな容量のものが取付けられていたので、交換後はよりスムーズに作動するようになったようです。
何とかご希望の内容にて修理を完了する事が出来ました。
この度は、ご入庫頂きまして、誠にありがとうございました。
次回のご来店をお待ちしております。
高槻・上牧・島本・水無瀬・山崎・長岡京・枚方・八幡・淀にお住まいのVWフォルクスワーゲン車オーナーのみなさまは勿論、輸入車オーナーのみなさま、中古輸入車販売店でご購入された後、不具合症状にお悩みのオーナーのみなさま、信頼出来る鈑金修理工場をお探しの方、是非、お気軽にTAC高槻オートをご利用下さいませ。