2022/07/23
BMW MINIご入庫
BMW MINIご入庫です


以前に何度かMINIをご入庫頂いているオーナーさまから、乗り換えられたMINIの車検を承る事が出来ました

先ずは、非点灯状態のテールランプをチェックすると、基盤部分が溶解しています
オーナーさまは単純に球切れと思っていらっしゃったようですが、この年式くらいになるとランプ球のソケットが経年劣化で緩み、接触不良を生じる欧州車は多く見られます
それが進行すると、接点部分に熱が発生、基盤部分を溶解させるに至ります
交換作業となりますが、ここで驚くべき大問題が発生!
取り寄せた部品(右側)の部品と現車から取り外した部品(左側)の形状が似ているようで、全く違う形状
※画像では右と左の部品の上下が逆になってます。分かりにくくてスイマセン
即、取り寄せた部品業者に連絡し、確認するも現在カタログに掲載されているのはこのタイプのみとの事
部品業者からBMWに直接確認してもらいましたが、現在は該当部品はこの形状のみとの連絡…え~
「MINIあるある」と諦めて、担当整備士が加工した上で取付を行います
エンジンルームをチェックすると、こちらにも「あるある」です
タペットカバーガスケットからのオイル漏れ、プラグホール内にもオイルが侵入
プラグホールガスケットがセットされているタペットカバー=ヘッドガスケットを交換
オイルが付着した点火プラグも新品に交換します
エンジンオイルとオイルフィルターを交換
続いては、水温センサー部分からの冷却水漏れがあり、コチラも交換
交換後は輸入車専用のLLCを充填
ブレーキオイルを交換

交換前の濁った色味
交換後は澄んだ透明な色に
欧州車に純正バッテリーで採用されているVARTA社さまのバッテリーを取付
当社のバッテリーは一般市販品が2年保証に対して、特別に3年保証とさせて頂いているので、絶対にお得ですよ
なかなかに埃が堆積しているエアコンフィルターを交換
ワイパー下にあるカウルトップが破損個所をテープで補修していた状態でしたので、左右交換。
走行中のコトコト音の原因の一つと思われる、耐用年数6年を大幅に超えている2014年製前輪タイヤに加えて、円安による値上り前でしたので、後輪タイヤも一緒にContinental社さまの製品に交換します。
最後に診断機によるエラーコードをチェック、テスト走行でコトコト音の解消を確認し、作業完了です。
この度もご利用頂きまして、誠にありがとうございました。
またのご来店をお待ちしております。
高槻・上牧・島本・水無瀬・山崎・長岡京・枚方・八幡・淀にお住まいのBMW/MINI車オーナーのみなさまは勿論、国産車、輸入車オーナーのみなさま、中古輸入車販売店でご購入された後、不具合症状にお悩みのオーナーのみなさま、信頼出来る鈑金修理工場をお探しの方、是非、お気軽にTAC高槻オートをご利用下さい。